2017年03月01日

ジェロントロジー(老年学)における《少死化》と《少産化》

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ジェロントロジー(老年学)における
《少死化》と《少産化》
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

040-p1-表紙.jpg

ジェロントロジーとはギリシャ語で『老人』を意味するgerontと『学問』を表す接尾語−ologyを組み合わせた造語で、日本では「老年学」「老人学」「加齢学」と云われています。
 歳をとるという要因で、遺伝・環境・経験・ライフスタイルの影響を研究する学問だといわれています。
 総人口の3分の1が65歳以上の高齢者になった日本において、今後の社会インフラは高齢者が増えたことを前提にして組み直していかなければならない状況です。
 高齢者が増えることを肯定的に捉えるならば、高齢者が保有するといわれている900兆円の資産を有効に利用し、高齢者インフラを整備することも考えられます。
 これからは、学問としてのジェロントロジー教育を進めることは当然となり、衣・食・住も、経済活動も、法律も、医学も、交通も、政治にも配慮することが求められてきます。
 人間の身体は、120歳まで生きられる寿命があるといいますが、そうなると、医療、衣・食・住と家族関係などの生活に密着した部分が予想できないほどの変化をすることになります。
 社会の現象として『少子高齢化』という言葉が一般的になっていますが、実は《少死化》⇒平均寿命が延びる状態であり《少産化》⇒出生率の低下が同時に起きている状況にあるということなのです。
 グラフでお馴染みの「人口分布図」が逆ピラミッド形に急変していく因果関係は『少死少産化』にあると云えるのではないでしょうか。高度医療が目覚ましい現代は、高齢者(65歳以上)の5%が障害(要介護)が必要であり、15%は虚弱(要介護)、残りの80%は自立しているといいいます。自立している80%の内訳は、60%が平均的高齢者で、20%は恵まれた高齢者だそうです。
 《少死化社会》では、自助(自らの健康を維持できる人)や互助(相互扶助などボランティアができる人)のような自立が求められているようです。健康で《公助》に頼らない健康を心がけて行きたいと思います。



【PDF】でご覧になる方はココをクリックしてください。

※バックナンバーはこちらからご覧いただけます。

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

posted by たまゆら at 14:00| Comment(0) | 一面記事…P1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: