2016年12月01日

「アルツハイマー型」〜進行遅らせる治療薬〜

「アルツハイマー型」〜進行遅らせる治療薬〜

■認知症予防・新書 bQ・36
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特定非営利活動法人 認知症介入指導協会  
代表理事 清輔喜美男

「アルツハイマー型」
〜進行遅らせる治療薬〜読売新聞

 東京都内の男性(79)は、3年ほど前からもの忘れが激しくなり、日時も分からなくな るなどの症状が表れた。
 クリニックを受診すると、アルツハイマー型認知症と診断された。
 それまでは、家では何もせずに過ごすことが多かったが、治療薬「ガランタミン」を飲み始めると活動的になった。
 空腹を感じると、自分で即席スープを作るなど、身の回りのことも出来るようになった。
 アルツハイマー型認知症は、脳に異常なたんぱく質がたまり、神経細胞が壊れて記憶力の低下などの症状が表れる。国内では、「ガランタミン」を含む4種類の治療薬が販売されている。

 どの薬も認知症を完治させることはできないが、一時的に症状を改善させ、進行を遅らせる効果が期待できる。東京大学病院の亀山裕美助教(老年病科)によると認知機能テストの点数には改善が見られない場合でも、身の回りのことができるようになったり、暮らしのリズムが整ったりして、生活が改善する効果が得られることがあるという。
 亀山助教は、「治療薬は、初期のうちから使うと、効果がみえやすい。症状が軽いうちに進行を遅らせることで、家族がふれあったり、介護の態勢を整えたりなどの時間を持てるという」という。
 この男性の場合も、症状が進んで、妄想がみられるようになった。別の治療薬に変えたところ、今度は食欲が落ちて、体重が減ってしまった。
 飲み薬をやめて、胃腸への負担が少ない貼り薬の「リバスチグミン」を使うと、しっかり食事をとれるようになった。今も症状は少しづつ進行しているが、健康状態は良好だ。
 妻は、「最近は、デイケアに通って、筋トレに励んでいます」と話す。

■国内で使えるアルツハイマー 型認知症の4種の治療薬

●ドネペジル(商品名アリセプト) 軽度〜重度対象  錠剤、 粉薬、ゼリー剤など 
●ガランタミン(レミニール)
 軽度〜中度 錠剤、内服液
●リバスチグミン(イクセロンパッ チ、リバスタッチパッチ)
    軽度〜中度  貼り薬
●メマンチン(メマリー)
       中度〜重度  錠剤
(読売新聞10月23日朝刊より要約)



NPO法人 認知症介入指導協会  http://www.ninchisho-yobo.jp


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posted by たまゆら at 10:00| Comment(0) | 認知症予防・新書bQ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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